【剣盾S11使用構築】アシレセキタンプレッシャー【最終400位・最終500位】
1.初めに
どもー碧羅(へきら)です。みなさんシーズン11お疲れさまでした!
来季から準伝ポケが解禁になって環境が全く違うものになるので簡単に今期使用構築について書いていこうと思います。
終わりの部分に3ミリくらい役に立ちそうなことを書いたのでそこだけでも読んでもらえたら嬉しいです!
2.構築経緯
- 選出圧力があり相手の選出を縛っていきやすいセキタンザンから組み始める。
- 弱保起動+単体性能の高いアシレーヌを採用
- 上の二体だとアシレーヌ、ラプラスあたりが重いのでチョッキナットレイを採用
- ナットレイをトリルアタッカーとして採用するにあたり優秀なトリラーとしてサマヨールを採用
- 入れない理由がない悪ウーラオスを採用
- 上の5体だと初手に投げやすいアシレーヌが倒された後の相手の悪ウーラオスがきついので2体目のフェアリー枠としてニンフィアを採用。
3.個体紹介
セキタンザン
持ち物:弱点保険 性格:控え目 特性:蒸気機関
実数値:186(4)-×-140-145(252)-110-82(252)
技構成:メテオビーム/熱風/大地の力/守る
控え目にしても火力不足のおバカさん
技はダイマ時最大火力のメテオ、優秀範囲技の熱風、守まで確定、ソラビを入れてアシレ対面強引にダイマして削るのもありだったが非ダイマ時に即時の命中安定技が欲しかったので大地の力にした。地面打点 is GOD
熱風は当たりません
選出誘導の役割が大きかった。
選出率4位
ダイマックス率3位
アシレーヌ
持ち物:防塵ゴーグル 性格:控え目 特性:激流
実数値:187(252)-84-95(4)-195(252)-136-80
弱保起動ウーマン
アシレセキタン構築でアシレが倒れたら終わりなので耐久を高めるためにHぶっぱ、アシレ単体の攻撃性能を落としたくなかったのとアシレーヌにダイマを切る選択肢をなくすのは弱いと思ったのでC特化、少しでもアクアジェットの火力をあげるために個体値V、性格冷静にしても良かったかもしれない。S調整ムズ=スンギ
技は最強ムーンフォース、弱保起動のアクアジェット、守は確定、ラストはハイパーボイス、熱湯、カノン、ドロポン、うたかたなどあったが、ダイマックスでの運用も考えていたのでダイマ時に特殊水打点がなくなる(潤いボイスが適用されない)ハイパーボイスは却下、ドロポンは当たらないので却下、 カノンは行動不能時に倒されてセキタンが荷物になると困るので却下、うたかたはセキタンが御陀仏になるので却下、よって熱湯にした。火力不足で負けたことは少なったので問題なかった。命中安定 is GOD
持ち物はバレルに邪魔されないゴーグル一択
選出率2位
ダイマックス率1位
サマヨール
持ち物:進化の輝石 性格:図太い 特性:おみとおし
実数値:147(252)-×-181(116)-×-150-63(140)
HぶっぱSまあまあ速く残りB
凍える風個体の流用なので図太いになっている
挑発により相手のトリル、バレルピッピの補助系を封じたり、トリルをはって裏のアシレ、ナットを通すなどいろいろな展開ができる。
挑発は神です。メンタルハーブモロバレルは帰ってください
持ち物は説明不要
選出率1位
ダイマックス率6位(1回)(負けた)
ナットレイ
持ち物:突撃チョッキ 性格:勇敢 特性:鉄の棘
実数値:181(252)-160(252)-152(4)-×-136-22
技構成:パワーウィップ/ジャイロボール/ボディプレス/地ならし
HAぶっぱ、最遅
ダイマックスすることが多かったので最大火力出せるウィップ、高火力を出しやすいジャイロ、ダイナックルの媒体ボディプレス、ダイアースの媒体地ならしで完結、ダイマ時に相性が悪い叩き落とすは採用しなかった。
アシレ、ラプラス絶対完封するマン
最強です
選出率3位
ダイマックス率2位
ウーラオス
持ち物:気合の襷 性格:陽気 特性:ふかしのこぶし
実数値:176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/みきり
ウーラオスミラーで負け確はしょうもないので意地ではなく陽気AS
技構成はこれで完結
裏から出して襷の行動保障を生かしてスイープするのが主な役割。
悪の一貫がありえんあるときは初手から出してサマヨールのサイチェンと襷を生かして場を荒らしまくるときもあった。
相手のサマヨールの処理速度を上げるのにも必須だった。
相手の守るを無視できるのがツヨスンギな入れ得ポケモン。
選出率6位
ダイマックス率4位
ニンフィア
持ち物:残飯 性格:控え目 特性:フェアリースキン
実数値:202(252)-×-106(164)-155(84)-151(4)-81(4)
HB:悪ウーラオスの鉢巻強打を残飯込みで確定2耐え(一応の受けだしが可能)
残りC、余りDS
最後に構築に入ってきた激かわポケモン
基本的にサマヨと初手に出して欠伸、挑発で相手の展開をかき乱しながら、隙をみて削りを入れて裏のエースの圏内に入れるのが主な役割。
技構成は一致のハイパーボイス、コンセプトの欠伸、場持ちをよくする守まで確定、ラストはナットレイやモロバレルへの打点でもあり、強い特殊アタッカー(アシレーヌ、ラプラス、ブリムオン等)を弱体化できるマジフレで完結。
最後に入ってきた枠だったが、重かったピッピ+ダイマセキタンザンを一撃で倒せるポケモン(ラプラス、アシレーヌ、ダイアース持ちパッチラゴン)の並びに対して強く出れるのが神だった。
間違いなく影のMVP
選出率5位
ダイマックス率5位
4.選出、立ち回り関連
基本選出
先発アシレーヌ+セキタンザン@2
初手でアクジェからのダイマセキタンザンの動かしはほとんどなかった。
高確率で初手に猫だまし持ち、この指系統持ち、ファイアロー+追い風で素早さ4倍実数値328のセキタンザンを抜けてセキタンザンをワンパンできるダイアース持ちテラキオン・スカーフ水ウーラオスを誘うため、初手からの動かしはディスアドになりやすい。
猫持ちに対しては2パターンあって猫持ち+セキタンをワンパンしてくる場合はアシレーヌが守る、セキタンは守るか裏のポケモンにいったん引いて打開を狙っていく。
猫+αでアシレーヌを倒してきそうな並びにはアシレーヌ守る、セキタンザンはダイマで処理速度を上げたいポケモンへの最高打点を選択していた。
上手いプレイヤーはアシレーヌの守るを読んでくるのでそれを読まれると厳しいが猫するか猫読み守る読みの50%の択ではあるので相手の順位と相談しながら技選択していた。
バレル+αの並びは粉をしながらアシレーヌを倒してきそうなときは普通にセキタンザンダイマ、セキタンザンが狙われそうなときはダイマせずに弱保熱風で相手を削ってセキタンザンが倒れたあとナットレイかアシレーヌのダイマを通すことで有利に進めることができた。バレルに熱風を外すと世界が終わる
ピッピ入りに対しては基本この選出はしません
セキタンザンを引きながらアシレにダイマを切って意表をついて残ポケを減らしてから後発セキタンザン
先発サマヨール+ニンフィア、後発アシレセキタンorアシレナットウーラオスから2体
打開ダイマックス選出
ピッピ入りに対してはこの選出しかしなかった。相手に応じてトリル、挑発、欠伸、マジフレなど最善手を選んで立ち回る。ピッピ+パッチラゴンの並びの時はニンフィアにダイマを切ることもあった。
ピッピのいない構築に対しても気軽に選出できた。この選出をしたときが一番勝率が高かった気がする。ピッピテラキオンでアシレセキタンをメタった先発に対して出して初手トリル守る、次のターンに指されずに欠伸がテラキオンに入って3ターン目で降参もらえたときが一番気持ちよかった。
殴るパワーはないので裏のポケモンを通しやすいように盤面を整えることが最重要
どこから飛んでくるかわからない挑発は常に警戒する必要がある。2体とも挑発で止まってしまうため
選出、立ち回りまとめ
・アシレーヌ、セキタンザン、ナットレイから通すダイマエースを決めてエースの障壁となるポケモンの処理を最優先して立ち回る。特にナットレイを通すときは炎打点を持つポケモンの処理は光の速さで行う。またナットレイを倒すために必要なポケモンを、温存するために交代してくる読みで裏のポケモンに通る技を打って1ターンで試合を決める選択もまれによくしていた。
・ウーラオスが相手にいた時点でフェアリー二枚選出もしくはアシレーヌのHP管理を最重要に立ち回る、トリルをうまく使って上から縛る状況を徹底して作るようにしていた。それくらい強いポケモンなので。
・基本選出からずれてもパワーが出るのでサマヨールを選出しないごり押しも可能で、相手のパーティによって選出を柔軟に変えることができた。(横の並びが重要なのがアシレセキタンぐらいなため)
・相手の初手ダイマに合わせないと勝てない時以外は基本的に打開ダイマを狙っていく、もしくは相手のダイマに合わせることを意識した。
・サマヨ、ナット、ニンフィアの性能により最低限のサイクルを回せるのがポイント高い
5.終わりに
ダブル始めて3シーズン目で2ROM3桁というまあまあな成績を残すことができました。
今シーズンは序盤からずっと3桁帯で対戦できたのは良かったかなと思います。さらなる高みを目指すのに必要なこととして最終日に潜れる前提で最終日前日までに少なくとも目標レート‐100 は達成しとかないと最終日どれだけ潜ってもきつそうだなと感じました。
ダブルバトルを3シーズン真剣にやって感じたことは構築が強かったら最低限の立ち回りで3桁は何とか達成できるぐらいにはなったのかなということでした。シーズン終盤に差し掛かるときに一回5000位まで落ちましたがある程度の構築を組めた後は3桁復帰するまで一瞬だったので、そこは自信になりました。S11に関しては構築がそこそこやれるものだったので立ち回りが怪しくても何回か勝てることがありました。しかし自分よりだいぶ上位の人と当たったときに構築相性が良くても立ち回りで完封されることが多くあったので、経験不足を痛感しました。今回2ROM3桁中盤でしたが2桁以上を目指す上では特に大事なのはある程度の構築完成度がある前提で洗練された立ち回りが必須だと感じました。立ち回りを鍛えるためには対戦をたくさんして失敗、反省を積み重ね地力をあげるしかないと思いました。だからS12は環境も変わりわからないことだらけなのでとにかく対戦をこなそうと思います。また少し逸れますが、S11の対戦で知識不足から初見殺しのボコンをされてあっけなく負けてしまうことが何回かありました。これらを克服する意味でも対戦を重ねることは大切だと感じます。
構築を組む面ではS9で使ったウォーグルウーラオスは基本選出以外のずらした選出だと一気にパワーが落ちたが今回の構築は記述した基本選出以外でもサマヨ、ニンフを二体とも選出しないパワー選出もできたりして、セキタンを選出してアシレーヌを選出しない場合以外はどんな出し方をしてもある程度戦えたのが強かったことから、何個か強力な基本選出を用意しつつ基本選出からずらしてもパワーが落ちない=色々なパーティーへの対応範囲が広がる、ということだと思うのでそこを最も意識して以降やっていこうと思いました。
メンタル的な部分では、S11は3桁帯で戦い続けたのが初めてだったので順位が上がってくると慎重になってしまいました。ですがより上を目指すためには潜るしかありません。3桁で戦うのはもう十分になれたのでS12はガンガン潜ろうと思います。自分の最高の順位を更新すると潜るのが怖くなりますが上を目指すためには超えないとだめなので人それぞれ徐々にその順位帯で戦うことに慣れながら一つずつステップを踏んでいくことが大切だと思いました。
来季はもっと上の順位を目指そうと思います。自信ぼちぼちありません。
構築や立ち回りについて聞きたいことがあれば記事のコメントかTwitterのDM(@Hekira3)までお願いします。
終盤で見どころがあった試合を動画化しようと思うのでチャンネル登録して見てもらえると嬉しいです!
https://www.youtube.com/channel/UCoaxQLOdk78KwGgVl6dRfqQ
以上ありがとうございました!
ダブルバトル転向経緯、最短で結果を残すために実際に取った方法、その他諸々
1.初めに
この記事はダブルバトルをこれから始めようと思っている方向けに書いています。
私がダブルバトルに参入したところから歩んだ道のりを文章にしたものです。自分語りの部分も多いかと思いますが、少しでも参考になればと思い書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです!よろしくお願いします!
またこの記事の内容には構築関連のこと等にも触れていますが、その中身には触れていないので詳しく知りたい方は下記の構築記事も読んでいただけるとこの記事の中身が頭に入りやすくなるかと思います。
2.ダブル転向経緯
私はポケモン剣盾からガチ対戦を始めました。当時ライバロリさんの動画ばかり見ていた影響もあってなんの躊躇もなくシングルバトルを始めました。S7までは良くて最終4ケタで決していいとは言えないものでした。そんな中S8で構築が強かったのかどうかはわかりませんが、シーズン途中でレート2000直前まで行き(2000チャレボロ負けw)、最終レートも初めて1900を超えることができ、S9はレート2000を目指して頑張ろうと思っていました。はい、思っていました。だが実際シーズン9はというと
まじで勝てませんでした。理由としては強い構築を組む力がなかった、選出が下手だった、プレイングが弱かったなど無限に挙げられます。
勝てなくなるとだんだんしんどくなってきて潜る気力もなくなっていきました。
そのころLINEではよくアゼリアとダブルの実況者の話などをしておりダブルにも少し興味が湧いてきていました。またビエラさんのポケモンスターダンジョンを観て、シングルにはないダブルの面白さを垣間見て「ダブルおんもろそ~~」という感じになっていました。そして極めつけは8月中旬、シングルバトルの最中にウォーグル使ってダブルしたいなとかどんな構築強いんやろかとか無意識に考えてしまうようになっていました。そしてついに8/24に決意します。その瞬間のアゼリアとの会話がこれ
ということで次からはダブル転向した後について書いていこうと思います。
3.ダブルに転向し実際に行ったこと
・自分で構築を組み始めるまで
最短で強くなるためにどうしたらいいかを考えていたところアゼリアからだびでさんが日本一決定戦で使用された構築を教えてもらいそのレンタルパーティでダブルバトルでの基本的な立ち回りを学ぼうと思いました。そのパーティでだいたい30戦ほど対戦し基本的な動かし方を学んだ後、早速構築を組んでいきました。ただ、本来ならばシリーズ5準拠のいろいろな有名構築、結果を出した構築でもっと立ち回りの幅やプレイングの精度を上げてから構築を組むべきだと思いますが、私の場合シーズン9終了まで1週間しかなかったこと、自分で組んだ構築で結果を残したかったこと、自分で組んだ構築の熟練度をあげるためには試合数をこなす必要があり、そのためには他のレンタルパを使ってよりダブルバトルに慣れていくには時間が足りないと考え、いきなり構築を組みました。正直、かなり博打なところがありましたが、結果的にこの方法を取ったのは正解で初心者なりにですが自分で組んだ構築の立ち回りの確立ができたため良かったです。シーズン初めからダブルバトルに転向する場合はもっといろいろなレンタルパーティを試して自分の肌に合った構築・ポケモンを見つけそれを元に構築を組んでいくのが最も良い方法ではないかと思います。
・構築を組むうえで意識したこと
初心者が構築を組むときに最も大事なのは基本選出がいかにしっかりしているかだと思います。上級者の方は相手のパーティーを見て的確な選出できるため、多少パーティーの基本選出から外れていたとしてもこれが最適解だと思って選出ができるように思います。しかし初心者である私はダブルバトルに関する知識が人より少ないのは自明なので相手のパーティーがどういった動きをしてくるか、どういう選出でくるかなどなかなかわかるはずもないです。もちろん環境で強かった晴れパなどかなり有名な構築に対してはある程度の知識は入れていたいてつもりですが、いかんせん時間もなかったため不十分なことが多かったです。そこで考えたのは自分の構築のやりたいことを相手に押し付けて勝つということです。ダブルバトルはシングルバトルより選出択の側面が少ないので、初心者が勝つにはこの方法が最も向いているのではないかと思います。そして構築を組み終わったら後はとにかく対戦に潜り自分ががやりたいことをおしつけて勝利をもぎとっていくのみです。
・対戦をしていく中で意識したこと
とにかく基本選出を忠実に守ることを意識しました。もちろん明らかに相性が悪いことがわかっているパーティーには多少選出を変えましたが、基本的にはほとんど毎試合、特に軸の選出はなるべくゆがめないようにきをつけました。これを意識したことで得られたのは基本選出での立ち回りの練度でした。同じ選出を繰り返すことによってその選出への理解度、相手の選出による立ち回り方をある一定確立できたため勝ちを増やすことができたと思います。逆に時間がなかったためそれ以外の選出の仕方をするのはとても怖く練度を高めることはできないと判断したため、そういった選出はよほど選出段階で相手の選出が読めたり、明らかに違う選出で通して勝っていけそうな場合以外はしませんでした。時間がある程度ある場合は基本選出のパターンを増やして相手のパーティによって臨機応変に対応していったり、自分の構築を使っていく中で、相手の並び(特に有名なもの)に対しての回答を対戦を重ねながら積み上げていき、それぞれの選出での練度を高めていくことで対応できる幅が広がっていくのではないかと1週間ちょっとダブルバトルを真剣にやってみて感じました。1つ1つの対戦で意識したことは、こっちの基本選出に対して相手がどういう行動を取ってくるのかをなるべく記憶しておくようにして同じ対面がそれ以降の試合で起こったときになるべく最適解を取れるように気をつけました。またなすすべもなく負けた先発の並びに対してはそれ以降の試合で同じ並びが来た時に抗えるような対策を考えたりして同じ負けを繰り返さないように気をつけました。とにかくこれらを繰り返していき基本選出で勝ち切ることを念頭に頑張っていました。
4.シングル、ダブルを両方真面目にやってみて感じたこと、その他まとめ
シングル、ダブルそれぞれ違った面白さ難しさがありどちらも非常に魅力的なものです。その中でダブルバトルは自分のやりたいこと圧しつけて勝ちをつかんだり、隣とのシナジーで対戦を有利に運ぶなどいろいろな戦術がありところが自分が最も面白いと感じた部分でした。また、シングルバトルだと初手の出し負けによるディスアドや選出択を間違えただけで試合がかなり不利になってしまうことがダブルバトルの場合、場に2匹ポケモンを出せるという特性上、そういった事故がシングルに比べて起こりにくい点も魅力的でした。逆にそういう選出が得意だったりする人はシングルをより楽しめてそれもいいんじゃないかなと思いました。私はそういった類のことが苦手だったため、転機を求めてダブルバトルに挑戦しました。実際、そっちの方がもしかしたら向いていたのかもしれません。前期以上の結果を求めてこれからも頑張っていきたいと思います。
シングルからダブルに転向したおかげでシングルでのキッスのエアスラ怯みによる一方的なディスアドに比べれば急所ぐらいでイライラすることはなかったことなど、シングルで悲惨な負け方に慣れていたせいで比較的穏やかに対戦することができたのも多かったです。岩雪崩で怯ませてサマヨ―ルのトリックルーム展開を阻止してきたやつは許しませんが。
後、個人的に恵まれていたのは身近にアゼリアというダブルの強者がいたことでダブル参入の敷居が低くなっていたことだと思います。スタートの時点で相談できる相手がいたのは非常に大きかったと思います。
S10は前期よりもいい結果が出せるように頑張っていこうと思います!
ここまで読んでいただいた方ありがとうございます!
内容的には二番煎じなことも多いかと思いますが、これからダブルを始めようとしている方などの参考に少しでもなれば幸いです!
以上!
【剣盾S9使用構築】脳筋ウォーグルラオス
1.初めに
初めまして碧羅(へきら)です。みなさんシーズン9お疲れさまでした。
8月の下旬(8/24)にダブルバトルに転向しギリギリではありますが三ケタ順位にのせることができたので今回構築記事を書こうと思いました。
初執筆なので読みにくいかとは思いますが、よろしくお願いします。
2.構築経緯
- 軸として単純に使いたかったウォーグルから組み始めた。
- 次に私がシングル勢の頃にBP稼ぎのためにダブルをマスターまであげるために使わせていただいてたアルカナさんのウォーグル・ギルガルド軸のダイマックスウォーグルで隣を強化しながら盤面を制圧する構築を参考にし、ウォーグルと素早さが比較的近く火力を出せて環境で動かしやすいと思った襷悪ウーラオスを採用した。
- だびでさんが日本一決定戦で使っていた構築を参考に上からも下からも殴れるパーティが強いと思い、その中で晴れパにも抗えたりするなどして優秀なサマヨール・ギガイアスを確定した。
- 下から殴れる二体目として命の珠アシレーヌ、ダブルバトルで入れ得と思ったガオガエン、この六体が初めの構築だったが基本コンセプトとしてウォーグルがダイマックスをするため非ダイマックス前提の命の珠アシレーヌを選出しにくかったこと、表のウォーグルが倒れた後のゴリラの一貫がえげちかったことから別のポケモンを考えた結果、ウォーグルの横において雑に強くフィールド書き換えが優秀なイエッサン♀を採用し構築が完成した。
アルカナさんの参考構築
http://alcana10906.hatenablog.com/entry/2019/11/25/210452
だびでさんの参考構築
https://liberty-note.com/2020/08/14/japan-no1-honsen-dabide/
3.個体紹介
ウォーグル@ラムの実 性格:陽気 特性:負けん気
実数値:176(4)-175(252)-95-×-95-145(252)
調整意図:+1でドラパルトを抜くために最速AS
構築のエースとイケメン枠の二刀流をこなす大正義ウォーグル様、タイプ一致ダイジェットは雑に強い。また全国図鑑番号が私の誕生日と同じなのもポイント高い。
技構成はタイプ一致のブレイブバード、ダイナックルで物理火力補強のためのインファイト、安定択を取るための守るまで確定、ラスト1枠が難しくてアイアンヘッド、岩雪崩、シャドークロー、ギガインパクトなどが考えられるが隣にいる襷ウーラオスとのシナジーを考えて岩雪崩は却下、非ダイマ時にデメリットなしの安定打点がなくなるためギガインパクトは却下、アイアンヘッドとシャドークローで迷ったがダイナックルが通らない相手に疑似的に火力をあげれるダイホロウの媒体となるシャドークローを選択した。アイアンヘッドだったら勝っていたという試合も負けていたという試合もほとんどなかったためこの枠は好みや環境に合わせて決めるのがいいと思った。
持ち物は命の珠が余っていたためそれと迷ったがどこから飛んでくるかわからない鬼火、電磁波、催眠技や技の不意の追加効果でダイマックスウォーグルが機能停止になると一瞬でゲームオーバーなため安定のラムの実にした。そのおかげでウォーグルを安心してダイマックスさせて動かすことができた。珠だったら負けていたという試合の方が圧倒的に多かったためこの選択は正解だった。
選出率1位(出さなかった試合数片手で数えられる)
ダイマックス率95%
ウーラオス@気合の襷 性格:意地っ張り 特性:ふかしのこぶし
実数値:181(44)-200(252)-120-×-80-144(212)
技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/みきり
調整意図:A特化、Sウォーグルの素早さ実数値-1、残りH
構築の軸その2、性能はピカイチ~見た目はイマイチ~ななななーななななー(自粛)
技は外す理由のない暗黒強打、インファイト、立ち回りを柔軟にするみきりまで確定、ラスト1枠は不意打ちにしてたが最終日イエッサンサーバーにぶち込まれたこと、この指をしてくるキッスにダイジェット+暗黒強打でも耐久に振られていると落としきれないことやピッピは確実に耐えてくることを考えるとアイアンヘッドにするのが最適解だったかもしれない。不意打ち抜く勇気がなかった。
持ち物は非ダイマで確実に行動保障を持たせる気合の襷一択だった。ウォーグルより上からダイジェットや特殊高打点をウーラオスに向けられると一瞬で出オチしてしまうので構築のコンセプト上それ以外は選択肢になかった。
選出率2位
ダイマックス率(200戦近くやって1、2回)
サマヨール@進化の輝石 性格:呑気 特性:おみとおし
実数値:147(252)-90-200(252)-×-151(4)-27(最遅)
技構成:ナイトヘッド/じならし/サイドチェンジ/トリックルーム
調整意図:HBぶっぱ余りD(細かい調整とか知らなかった)
あなたの持ち物戦術を全てスケスケにするえちえち枠
技はメインウェポンのナイトヘッド、ギガイアスの弱点保険起動技じならし、一方的に勝ち筋を生み出せるサイドチェンジ、トリックルーム始動役としてのトリックルームで完結。
持ち物は説明不要
選出率3位
ダイマックス率0
ギガイアス@弱点保険 性格:勇敢 特性:砂起こし
実数値:192(252)-205(252)-150-×-101(4)-28(個体値5)
技構成:岩雪崩/アイアンヘッド/馬鹿力/守る
調整意図:HA特化余りD、S最遅サマヨール+1
最終日の緊迫した中岩雪崩外しまくって心臓を破壊にしに来た枠、けど上振れたときに怯ませたりしてくれたので嫌いになれないやつ
技は外す理由のない岩雪崩(技はよく外す)、ダイナックル媒体の馬鹿力、トリル始動時の安定択になる守る、ダイスチル打ちたかったのでアイアンヘッド、ダイマックス相手通らなかったり相手体重に依存し安定しないヘビーボンバーは採用しませんでした。地震を入れたい場面もあったがほぼ確実に隣にいるサマヨールを削りたくなかったため採用に至らず。結構何となくで技構成を決めたが悪くはなかったと思います。
持ち物はコンセプトの弱点保険で確定
ダイアースを一致で打てるドサイドンも考えましたがサマヨールとのS関係が優秀なのと特性砂起こしにより特殊耐久もそこそこ見込めることからギガイアスにしました。
余談ですが電気を半減以下で受けれるポケモンがパーティにいないためまれによくいるストリンダーにオーバードライブ打たれてるだけでパーティが崩壊しかねなかったのでドサイドンにすれば良かったかもしれない()
選出率5位
ダイマックス率5%
ガオガエン@突撃チョッキ 性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:202(252)-183(252)-110-×-110-81(4)
技構成:フレアドライブ/鬱憤晴らし/雷パンチ/猫だまし
調整意図:特になし
ダブル有識者が口を揃えて言う「使ったらわかる強いやつ」実際絶妙に相手の攻撃を耐えたり相手を倒したりして激強だった。主な役割としてウォーグルウーラオスで荒らした後の残りのポケモンのスイープや威嚇突撃チョッキによる最低限のサイクル回しがあった。脳死で上4体の補完として入れたがかゆいところに手が届く最高のポケモンだった。
技構成はタイプ一致高打点のフレアドライブ、相手の行動を縛れて優秀な猫だましまで確定、悪技はDDと鬱憤で迷ったが構築で重く環境に多いドラパテラキへ一矢報いるための鬱憤晴らし(詳しくは立ち回りのところで後述します)、ラスト1枠はチョッキの型として多いのはとんぼ返りだとは思うが、今回の構築はあまりサイクルを回せるわけではなく虫技が通るポケモンは炎悪のタイプ一致技で用済みだったため不採用にした。他のの候補としてインファイトと雷パンチがあったが、環境に多いアシレーヌに抗える雷パンチを採用した。結果的にこれは正解でアシレーヌに結構なダメージを与えられたり削れたトゲキッスをフレアドライブの反動を受けることなく倒しきることでHPを温存でき残りのポケモンにも仕事ができるなど最高のラストウェポンだった。
持ち物は殴れる型が良く耐久に振る余裕が余りなかったため疑似的に耐久の底上げができる突撃チョッキを採用した。火力を維持しつつ相手のタイプ一致抜群技を耐えて相手に致命傷を与えることができたため間違った選択ではなかったと思う。
選出率4位
ダイマックス率0
イエッサン♀@オボンの実 性格:図太い 特性:サイコメイカー
実数値:177(252)-×-128(252)-115-126(4)-105
技構成:ワイドフォース/てだすけ/このゆびとまれ/守る
調整意図:HBぶっぱ余りD
火力不足が否めなかったのでCに振っても良かったが、知識不足ゆえに明確に耐えたい相手の攻撃がわからなかったためぶっぱで採用
最後に構築に入ってきた先制技絶対許さないマン
フェアリーが多くて悪ウーラオスが余程通らない時だけ出していたが余り選出することはなかった。
技構成だが相手にバンギラスやガオガエンがいるだけで選出をしにくくなっていたので補助技どれかを抜いてマジカルシャインにしても良かったかもしれない。また選出パターンを増やしてしまうとそれぞれのパターンの熟練度が下がってしまうので、短期間で結果を残すには選出パターンを絞ってやっていくしかないと判断したため自分の中で動かし方が確立していなかったイエッサンを選出することが難しかった。
選出率6位
ダイマックス率0
4.選出、立ち回り関連
基本選出
先発+ 後発のうち2匹
ほとんどがこの選出だった。というより短期間で結果を残すには基本選出をいかに極めるかが重要だと思い。この選出の熟練度を高めた。
基本的には先発で荒らし後発組3匹のうち刺さっている2匹でつめて逃げ切るパターンが一番わかりやすい勝ち筋だった。明らかにウォーグルが狙われて1ターンで死んでしまうような相手の先発(例:命の珠の旋律)はやにバックして様子を見ながら後発の打開を取る試合もあった。
有名な並びに対する選出、立ち回り
1.晴れパ
選出:先発 後発
・相手先発がの場合
初手にをワンパンするためをしてが獄炎をうってくるパターンが多かったのでダイウォール、はを殴るという行動を取っていた。
を初手に交換してしまうと交換順で結局天候を取られるため2ターン目にをに交換しながらはにダイジェットを打って珠ダメ2回と暗黒強打ダイジェットで倒すことができた。
だが初手にに攻撃を集められると即負けがほぼ確定なためを初手に殴らせるか殴らせないかで勝負が決まってしまうことが多く安定行動を見つけるのが難しい苦手な構築であった。
・初手の場合
をに即引き、はにダイジェットという選択をしていた。だが読まれてがダイジェットを打ってくることもあったため結局安定しなかった。にダイロックがほしい唯一の場面だったかもしれない。
晴れパマジ無理リスカしょ・・・の状態に陥っていた。
2.
ガチで重いの一言に尽きる
選出は先発 後発 で打開ダイマックスを狙っていく
初手で手助けダイホロウを誘ってこっちはサイチェン、鬱憤を選択、でダイホロウを受けてダイマックスを一撃で粉砕する立ち回りを取っていた。ホロウによるBダウンにより鬱憤の威力が上がることで耐久無振りダイマックスに対して最低乱数が丁度確定1発を取ることができ、命の珠ダメージも加味するとほぼほぼ倒しきることができた。この動きは相手にとってはケアしにくくサマヨールのトリル展開を阻止しようと選択してきたところに非常に刺さり、これが決まった試合はイージーウィンすることができた。
だが今シーズン3桁中盤の方と当たったときにそれをケアされてふくろだたきダイマックスに破壊され一瞬で試合が終わったためばれていると弱い立ち回りでもあった。
選出、立ち回りまとめ
ダブル始めたてで経験不足が否めず、自分の中で確立できた選出、立ち回りがこれくらいしかありませんでした。おそらく選出、立ち回りの面でもっとうまくできるところや、この動きや選出は弱いなどといったことは多々あるかと思います。ですが自分なりに努力した結果なのでやさしい目で見てもらえると嬉しく思います。またTwitterのDMやコメントなどで教えていただけると非常に嬉しいです。
5.終わりに
まず、ここまで読んでくださったみなさん本当にありがとうございます!
自分自身シーズンが終わりに差し掛かる頃にシングルからダブルに転向して不安などがありましたが目標としていた3桁順位をギリギリではありますが達成することができました。最終日、経験不足が故の下振れが何度もありくじけそうになりましたが諦めずに9時前まで潜って頑張った甲斐がありました。この結果に満足せず、新環境のS10も頑張っていきたいと思います。
私がダブル転向に至った経緯、最短で結果を残すために行ったことなどは別記事にしようと思うのでよければそちらも読んでくれると幸いです。
また私のリアルの友人でありダブルバトルの実力者であるアゼリアに構築相談などいろいろな面でアシストをしてくれたことに感謝を申し上げたいと思います。
実はYouTubeをやっていまして、今後、動画投稿の配信の頻度を増やしていけたらなと思っていますので、もしよければそちらの方も見ていただけると超絶嬉しいです!
https://www.youtube.com/channel/UCoaxQLOdk78KwGgVl6dRfqQ
以上ありがとうございましたああああああああ!!!