へきらの酒場

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【剣盾S11使用構築】アシレセキタンプレッシャー【最終400位・最終500位】

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 1.初めに

どもー碧羅(へきら)です。みなさんシーズン11お疲れさまでした!

来季から準伝ポケが解禁になって環境が全く違うものになるので簡単に今期使用構築について書いていこうと思います。

終わりの部分に3ミリくらい役に立ちそうなことを書いたのでそこだけでも読んでもらえたら嬉しいです!

 2.構築経緯

  1. 選出圧力があり相手の選出を縛っていきやすいセキタンザンから組み始める。
  2. 弱保起動+単体性能の高いアシレーヌを採用
  3. 上の二体だとアシレーヌラプラスあたりが重いのでチョッキナットレイを採用
  4. ナットレイをトリルアタッカーとして採用するにあたり優秀なトリラーとしてサマヨールを採用
  5. 入れない理由がない悪ウーラオスを採用
  6. 上の5体だと初手に投げやすいアシレーヌが倒された後の相手の悪ウーラオスがきついので2体目のフェアリー枠としてニンフィアを採用。

 3.個体紹介

セキタンザン

持ち物:弱点保険 性格:控え目 特性:蒸気機関

実数値:186(4)-×-140-145(252)-110-82(252)

技構成:メテオビーム/熱風/大地の力/守る

 

控え目にしても火力不足のおバカさん

技はダイマ時最大火力のメテオ、優秀範囲技の熱風、守まで確定、ソラビを入れてアシレ対面強引にダイマして削るのもありだったが非ダイマ時に即時の命中安定技が欲しかったので大地の力にした。地面打点 is GOD

熱風は当たりません

 選出誘導の役割が大きかった。

 

選出率4位

ダイマックス率3位

アシレーヌ

持ち物:防塵ゴーグル 性格:控え目 特性:激流

実数値:187(252)-84-95(4)-195(252)-136-80

技構成:熱湯/ムーンフォース/アクアジェット/守る

 

弱保起動ウーマン

アシレセキタン構築でアシレが倒れたら終わりなので耐久を高めるためにHぶっぱ、アシレ単体の攻撃性能を落としたくなかったのとアシレーヌダイマを切る選択肢をなくすのは弱いと思ったのでC特化、少しでもアクアジェットの火力をあげるために個体値V、性格冷静にしても良かったかもしれない。S調整ムズ=スンギ

技は最強ムーンフォース、弱保起動のアクアジェット、守は確定、ラストはハイパーボイス、熱湯、カノン、ドロポン、うたかたなどあったが、ダイマックスでの運用も考えていたのでダイマ時に特殊水打点がなくなる(潤いボイスが適用されない)ハイパーボイスは却下、ドロポンは当たらないので却下、 カノンは行動不能時に倒されてセキタンが荷物になると困るので却下、うたかたはセキタンが御陀仏になるので却下、よって熱湯にした。火力不足で負けたことは少なったので問題なかった。命中安定 is GOD

持ち物はバレルに邪魔されないゴーグル一択

 

選出率2位

ダイマックス率1位 

サマヨール

持ち物:進化の輝石 性格:図太い 特性:おみとおし

実数値:147(252)-×-181(116)-×-150-63(140)

技構成:ナイトヘッド/挑発/サイドチェンジ/トリックルーム

 

HぶっぱSまあまあ速く残りB

凍える風個体の流用なので図太いになっている

挑発により相手のトリル、バレルピッピの補助系を封じたり、トリルをはって裏のアシレ、ナットを通すなどいろいろな展開ができる。

挑発は神です。メンタルハーブモロバレルは帰ってください

持ち物は説明不要

 

選出率1位

ダイマックス率6位(1回)(負けた)

 ナットレイ

持ち物:突撃チョッキ 性格:勇敢 特性:鉄の棘

実数値:181(252)-160(252)-152(4)-×-136-22

技構成:パワーウィップ/ジャイロボール/ボディプレス/地ならし

 

HAぶっぱ、最遅

ダイマックスすることが多かったので最大火力出せるウィップ、高火力を出しやすいジャイロ、ダイナックルの媒体ボディプレス、ダイアースの媒体地ならしで完結、ダイマ時に相性が悪い叩き落とすは採用しなかった。

アシレ、ラプラス絶対完封するマン

パワーウィップ一生当ててくれた最高のポケモン

最強です

 

選出率3位

ダイマックス率2位

ウーラオス

持ち物:気合の襷 性格:陽気 特性:ふかしのこぶし

実数値:176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)

技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/みきり

 

ウーラオスミラーで負け確はしょうもないので意地ではなく陽気AS

技構成はこれで完結

裏から出して襷の行動保障を生かしてスイープするのが主な役割。

悪の一貫がありえんあるときは初手から出してサマヨールのサイチェンと襷を生かして場を荒らしまくるときもあった。

相手のサマヨールの処理速度を上げるのにも必須だった。

相手の守るを無視できるのがツヨスンギな入れ得ポケモン

 

選出率6位

ダイマックス率4位

 ニンフィア

持ち物:残飯 性格:控え目 特性:フェアリースキン

実数値:202(252)-×-106(164)-155(84)-151(4)-81(4)

技構成:ハイパーボイス/マジカルフレイム/欠伸/守る

 

 HB:悪ウーラオスの鉢巻強打を残飯込みで確定2耐え(一応の受けだしが可能)

残りC、余りDS

最後に構築に入ってきた激かわポケモン

基本的にサマヨと初手に出して欠伸、挑発で相手の展開をかき乱しながら、隙をみて削りを入れて裏のエースの圏内に入れるのが主な役割。

技構成は一致のハイパーボイス、コンセプトの欠伸、場持ちをよくする守まで確定、ラストはナットレイモロバレルへの打点でもあり、強い特殊アタッカー(アシレーヌラプラス、ブリムオン等)を弱体化できるマジフレで完結。

最後に入ってきた枠だったが、重かったピッピ+ダイマセキタンザンを一撃で倒せるポケモン(ラプラスアシレーヌ、ダイアース持ちパッチラゴン)の並びに対して強く出れるのが神だった。

間違いなく影のMVP

 

選出率5位

ダイマックス率5位

 

4.選出、立ち回り関連

基本選出

先発アシレーヌ+セキタンザン@2

初手でアクジェからのダイマセキタンザンの動かしはほとんどなかった。

高確率で初手に猫だまし持ち、この指系統持ち、ファイアロー+追い風で素早さ4倍実数値328のセキタンザンを抜けてセキタンザンをワンパンできるダイアース持ちテラキオン・スカーフ水ウーラオスを誘うため、初手からの動かしはディスアドになりやすい。

 

猫持ちに対しては2パターンあって猫持ち+セキタンをワンパンしてくる場合はアシレーヌが守る、セキタンは守るか裏のポケモンにいったん引いて打開を狙っていく。

猫+αでアシレーヌを倒してきそうな並びにはアシレーヌ守る、セキタンザンはダイマで処理速度を上げたいポケモンへの最高打点を選択していた。

上手いプレイヤーはアシレーヌの守るを読んでくるのでそれを読まれると厳しいが猫するか猫読み守る読みの50%の択ではあるので相手の順位と相談しながら技選択していた。

 

バレル+αの並びは粉をしながらアシレーヌを倒してきそうなときは普通にセキタンザンダイマ、セキタンザンが狙われそうなときはダイマせずに弱保熱風で相手を削ってセキタンザンが倒れたあとナットレイアシレーヌダイマを通すことで有利に進めることができた。バレルに熱風を外すと世界が終わる

ピッピ入りに対しては基本この選出はしません

セキタンザンを引きながらアシレにダイマを切って意表をついて残ポケを減らしてから後発セキタンザン

先発サマヨールニンフィア、後発アシレセキタンorアシレナットウーラオスから2体

打開ダイマックス選出

ピッピ入りに対してはこの選出しかしなかった。相手に応じてトリル、挑発、欠伸、マジフレなど最善手を選んで立ち回る。ピッピ+パッチラゴンの並びの時はニンフィアダイマを切ることもあった。

ピッピのいない構築に対しても気軽に選出できた。この選出をしたときが一番勝率が高かった気がする。ピッピテラキオンでアシレセキタンをメタった先発に対して出して初手トリル守る、次のターンに指されずに欠伸がテラキオンに入って3ターン目で降参もらえたときが一番気持ちよかった。

殴るパワーはないので裏のポケモンを通しやすいように盤面を整えることが最重要

どこから飛んでくるかわからない挑発は常に警戒する必要がある。2体とも挑発で止まってしまうため

選出、立ち回りまとめ

アシレーヌ、セキタンザン、ナットレイから通すダイマエースを決めてエースの障壁となるポケモンの処理を最優先して立ち回る。特にナットレイを通すときは炎打点を持つポケモンの処理は光の速さで行う。またナットレイを倒すために必要なポケモンを、温存するために交代してくる読みで裏のポケモンに通る技を打って1ターンで試合を決める選択もまれによくしていた。

・ウーラオスが相手にいた時点でフェアリー二枚選出もしくはアシレーヌのHP管理を最重要に立ち回る、トリルをうまく使って上から縛る状況を徹底して作るようにしていた。それくらい強いポケモンなので。

・基本選出からずれてもパワーが出るのでサマヨールを選出しないごり押しも可能で、相手のパーティによって選出を柔軟に変えることができた。(横の並びが重要なのがアシレセキタンぐらいなため)

・相手の初手ダイマに合わせないと勝てない時以外は基本的に打開ダイマを狙っていく、もしくは相手のダイマに合わせることを意識した。

・サマヨ、ナット、ニンフィアの性能により最低限のサイクルを回せるのがポイント高い 

5.終わりに

ダブル始めて3シーズン目で2ROM3桁というまあまあな成績を残すことができました。

今シーズンは序盤からずっと3桁帯で対戦できたのは良かったかなと思います。さらなる高みを目指すのに必要なこととして最終日に潜れる前提で最終日前日までに少なくとも目標レート‐100 は達成しとかないと最終日どれだけ潜ってもきつそうだなと感じました。

ダブルバトルを3シーズン真剣にやって感じたことは構築が強かったら最低限の立ち回りで3桁は何とか達成できるぐらいにはなったのかなということでした。シーズン終盤に差し掛かるときに一回5000位まで落ちましたがある程度の構築を組めた後は3桁復帰するまで一瞬だったので、そこは自信になりました。S11に関しては構築がそこそこやれるものだったので立ち回りが怪しくても何回か勝てることがありました。しかし自分よりだいぶ上位の人と当たったときに構築相性が良くても立ち回りで完封されることが多くあったので、経験不足を痛感しました。今回2ROM3桁中盤でしたが2桁以上を目指す上では特に大事なのはある程度の構築完成度がある前提で洗練された立ち回りが必須だと感じました。立ち回りを鍛えるためには対戦をたくさんして失敗、反省を積み重ね地力をあげるしかないと思いました。だからS12は環境も変わりわからないことだらけなのでとにかく対戦をこなそうと思います。また少し逸れますが、S11の対戦で知識不足から初見殺しのボコンをされてあっけなく負けてしまうことが何回かありました。これらを克服する意味でも対戦を重ねることは大切だと感じます。

構築を組む面ではS9で使ったウォーグルウーラオスは基本選出以外のずらした選出だと一気にパワーが落ちたが今回の構築は記述した基本選出以外でもサマヨ、ニンフを二体とも選出しないパワー選出もできたりして、セキタンを選出してアシレーヌを選出しない場合以外はどんな出し方をしてもある程度戦えたのが強かったことから、何個か強力な基本選出を用意しつつ基本選出からずらしてもパワーが落ちない=色々なパーティーへの対応範囲が広がる、ということだと思うのでそこを最も意識して以降やっていこうと思いました。

メンタル的な部分では、S11は3桁帯で戦い続けたのが初めてだったので順位が上がってくると慎重になってしまいました。ですがより上を目指すためには潜るしかありません。3桁で戦うのはもう十分になれたのでS12はガンガン潜ろうと思います。自分の最高の順位を更新すると潜るのが怖くなりますが上を目指すためには超えないとだめなので人それぞれ徐々にその順位帯で戦うことに慣れながら一つずつステップを踏んでいくことが大切だと思いました。

来季はもっと上の順位を目指そうと思います。自信ぼちぼちありません。

構築や立ち回りについて聞きたいことがあれば記事のコメントかTwitterのDM(@Hekira3)までお願いします。

終盤で見どころがあった試合を動画化しようと思うのでチャンネル登録して見てもらえると嬉しいです!

https://www.youtube.com/channel/UCoaxQLOdk78KwGgVl6dRfqQ

 

 

以上ありがとうございました!