【剣盾S9使用構築】脳筋ウォーグルラオス
1.初めに
初めまして碧羅(へきら)です。みなさんシーズン9お疲れさまでした。
8月の下旬(8/24)にダブルバトルに転向しギリギリではありますが三ケタ順位にのせることができたので今回構築記事を書こうと思いました。
初執筆なので読みにくいかとは思いますが、よろしくお願いします。
2.構築経緯
- 軸として単純に使いたかったウォーグルから組み始めた。
- 次に私がシングル勢の頃にBP稼ぎのためにダブルをマスターまであげるために使わせていただいてたアルカナさんのウォーグル・ギルガルド軸のダイマックスウォーグルで隣を強化しながら盤面を制圧する構築を参考にし、ウォーグルと素早さが比較的近く火力を出せて環境で動かしやすいと思った襷悪ウーラオスを採用した。
- だびでさんが日本一決定戦で使っていた構築を参考に上からも下からも殴れるパーティが強いと思い、その中で晴れパにも抗えたりするなどして優秀なサマヨール・ギガイアスを確定した。
- 下から殴れる二体目として命の珠アシレーヌ、ダブルバトルで入れ得と思ったガオガエン、この六体が初めの構築だったが基本コンセプトとしてウォーグルがダイマックスをするため非ダイマックス前提の命の珠アシレーヌを選出しにくかったこと、表のウォーグルが倒れた後のゴリラの一貫がえげちかったことから別のポケモンを考えた結果、ウォーグルの横において雑に強くフィールド書き換えが優秀なイエッサン♀を採用し構築が完成した。
アルカナさんの参考構築
http://alcana10906.hatenablog.com/entry/2019/11/25/210452
だびでさんの参考構築
https://liberty-note.com/2020/08/14/japan-no1-honsen-dabide/
3.個体紹介
ウォーグル@ラムの実 性格:陽気 特性:負けん気
実数値:176(4)-175(252)-95-×-95-145(252)
調整意図:+1でドラパルトを抜くために最速AS
構築のエースとイケメン枠の二刀流をこなす大正義ウォーグル様、タイプ一致ダイジェットは雑に強い。また全国図鑑番号が私の誕生日と同じなのもポイント高い。
技構成はタイプ一致のブレイブバード、ダイナックルで物理火力補強のためのインファイト、安定択を取るための守るまで確定、ラスト1枠が難しくてアイアンヘッド、岩雪崩、シャドークロー、ギガインパクトなどが考えられるが隣にいる襷ウーラオスとのシナジーを考えて岩雪崩は却下、非ダイマ時にデメリットなしの安定打点がなくなるためギガインパクトは却下、アイアンヘッドとシャドークローで迷ったがダイナックルが通らない相手に疑似的に火力をあげれるダイホロウの媒体となるシャドークローを選択した。アイアンヘッドだったら勝っていたという試合も負けていたという試合もほとんどなかったためこの枠は好みや環境に合わせて決めるのがいいと思った。
持ち物は命の珠が余っていたためそれと迷ったがどこから飛んでくるかわからない鬼火、電磁波、催眠技や技の不意の追加効果でダイマックスウォーグルが機能停止になると一瞬でゲームオーバーなため安定のラムの実にした。そのおかげでウォーグルを安心してダイマックスさせて動かすことができた。珠だったら負けていたという試合の方が圧倒的に多かったためこの選択は正解だった。
選出率1位(出さなかった試合数片手で数えられる)
ダイマックス率95%
ウーラオス@気合の襷 性格:意地っ張り 特性:ふかしのこぶし
実数値:181(44)-200(252)-120-×-80-144(212)
技構成:暗黒強打/インファイト/不意打ち/みきり
調整意図:A特化、Sウォーグルの素早さ実数値-1、残りH
構築の軸その2、性能はピカイチ~見た目はイマイチ~ななななーななななー(自粛)
技は外す理由のない暗黒強打、インファイト、立ち回りを柔軟にするみきりまで確定、ラスト1枠は不意打ちにしてたが最終日イエッサンサーバーにぶち込まれたこと、この指をしてくるキッスにダイジェット+暗黒強打でも耐久に振られていると落としきれないことやピッピは確実に耐えてくることを考えるとアイアンヘッドにするのが最適解だったかもしれない。不意打ち抜く勇気がなかった。
持ち物は非ダイマで確実に行動保障を持たせる気合の襷一択だった。ウォーグルより上からダイジェットや特殊高打点をウーラオスに向けられると一瞬で出オチしてしまうので構築のコンセプト上それ以外は選択肢になかった。
選出率2位
ダイマックス率(200戦近くやって1、2回)
サマヨール@進化の輝石 性格:呑気 特性:おみとおし
実数値:147(252)-90-200(252)-×-151(4)-27(最遅)
技構成:ナイトヘッド/じならし/サイドチェンジ/トリックルーム
調整意図:HBぶっぱ余りD(細かい調整とか知らなかった)
あなたの持ち物戦術を全てスケスケにするえちえち枠
技はメインウェポンのナイトヘッド、ギガイアスの弱点保険起動技じならし、一方的に勝ち筋を生み出せるサイドチェンジ、トリックルーム始動役としてのトリックルームで完結。
持ち物は説明不要
選出率3位
ダイマックス率0
ギガイアス@弱点保険 性格:勇敢 特性:砂起こし
実数値:192(252)-205(252)-150-×-101(4)-28(個体値5)
技構成:岩雪崩/アイアンヘッド/馬鹿力/守る
調整意図:HA特化余りD、S最遅サマヨール+1
最終日の緊迫した中岩雪崩外しまくって心臓を破壊にしに来た枠、けど上振れたときに怯ませたりしてくれたので嫌いになれないやつ
技は外す理由のない岩雪崩(技はよく外す)、ダイナックル媒体の馬鹿力、トリル始動時の安定択になる守る、ダイスチル打ちたかったのでアイアンヘッド、ダイマックス相手通らなかったり相手体重に依存し安定しないヘビーボンバーは採用しませんでした。地震を入れたい場面もあったがほぼ確実に隣にいるサマヨールを削りたくなかったため採用に至らず。結構何となくで技構成を決めたが悪くはなかったと思います。
持ち物はコンセプトの弱点保険で確定
ダイアースを一致で打てるドサイドンも考えましたがサマヨールとのS関係が優秀なのと特性砂起こしにより特殊耐久もそこそこ見込めることからギガイアスにしました。
余談ですが電気を半減以下で受けれるポケモンがパーティにいないためまれによくいるストリンダーにオーバードライブ打たれてるだけでパーティが崩壊しかねなかったのでドサイドンにすれば良かったかもしれない()
選出率5位
ダイマックス率5%
ガオガエン@突撃チョッキ 性格:意地っ張り 特性:威嚇
実数値:202(252)-183(252)-110-×-110-81(4)
技構成:フレアドライブ/鬱憤晴らし/雷パンチ/猫だまし
調整意図:特になし
ダブル有識者が口を揃えて言う「使ったらわかる強いやつ」実際絶妙に相手の攻撃を耐えたり相手を倒したりして激強だった。主な役割としてウォーグルウーラオスで荒らした後の残りのポケモンのスイープや威嚇突撃チョッキによる最低限のサイクル回しがあった。脳死で上4体の補完として入れたがかゆいところに手が届く最高のポケモンだった。
技構成はタイプ一致高打点のフレアドライブ、相手の行動を縛れて優秀な猫だましまで確定、悪技はDDと鬱憤で迷ったが構築で重く環境に多いドラパテラキへ一矢報いるための鬱憤晴らし(詳しくは立ち回りのところで後述します)、ラスト1枠はチョッキの型として多いのはとんぼ返りだとは思うが、今回の構築はあまりサイクルを回せるわけではなく虫技が通るポケモンは炎悪のタイプ一致技で用済みだったため不採用にした。他のの候補としてインファイトと雷パンチがあったが、環境に多いアシレーヌに抗える雷パンチを採用した。結果的にこれは正解でアシレーヌに結構なダメージを与えられたり削れたトゲキッスをフレアドライブの反動を受けることなく倒しきることでHPを温存でき残りのポケモンにも仕事ができるなど最高のラストウェポンだった。
持ち物は殴れる型が良く耐久に振る余裕が余りなかったため疑似的に耐久の底上げができる突撃チョッキを採用した。火力を維持しつつ相手のタイプ一致抜群技を耐えて相手に致命傷を与えることができたため間違った選択ではなかったと思う。
選出率4位
ダイマックス率0
イエッサン♀@オボンの実 性格:図太い 特性:サイコメイカー
実数値:177(252)-×-128(252)-115-126(4)-105
技構成:ワイドフォース/てだすけ/このゆびとまれ/守る
調整意図:HBぶっぱ余りD
火力不足が否めなかったのでCに振っても良かったが、知識不足ゆえに明確に耐えたい相手の攻撃がわからなかったためぶっぱで採用
最後に構築に入ってきた先制技絶対許さないマン
フェアリーが多くて悪ウーラオスが余程通らない時だけ出していたが余り選出することはなかった。
技構成だが相手にバンギラスやガオガエンがいるだけで選出をしにくくなっていたので補助技どれかを抜いてマジカルシャインにしても良かったかもしれない。また選出パターンを増やしてしまうとそれぞれのパターンの熟練度が下がってしまうので、短期間で結果を残すには選出パターンを絞ってやっていくしかないと判断したため自分の中で動かし方が確立していなかったイエッサンを選出することが難しかった。
選出率6位
ダイマックス率0
4.選出、立ち回り関連
基本選出
先発+ 後発のうち2匹
ほとんどがこの選出だった。というより短期間で結果を残すには基本選出をいかに極めるかが重要だと思い。この選出の熟練度を高めた。
基本的には先発で荒らし後発組3匹のうち刺さっている2匹でつめて逃げ切るパターンが一番わかりやすい勝ち筋だった。明らかにウォーグルが狙われて1ターンで死んでしまうような相手の先発(例:命の珠の旋律)はやにバックして様子を見ながら後発の打開を取る試合もあった。
有名な並びに対する選出、立ち回り
1.晴れパ
選出:先発 後発
・相手先発がの場合
初手にをワンパンするためをしてが獄炎をうってくるパターンが多かったのでダイウォール、はを殴るという行動を取っていた。
を初手に交換してしまうと交換順で結局天候を取られるため2ターン目にをに交換しながらはにダイジェットを打って珠ダメ2回と暗黒強打ダイジェットで倒すことができた。
だが初手にに攻撃を集められると即負けがほぼ確定なためを初手に殴らせるか殴らせないかで勝負が決まってしまうことが多く安定行動を見つけるのが難しい苦手な構築であった。
・初手の場合
をに即引き、はにダイジェットという選択をしていた。だが読まれてがダイジェットを打ってくることもあったため結局安定しなかった。にダイロックがほしい唯一の場面だったかもしれない。
晴れパマジ無理リスカしょ・・・の状態に陥っていた。
2.
ガチで重いの一言に尽きる
選出は先発 後発 で打開ダイマックスを狙っていく
初手で手助けダイホロウを誘ってこっちはサイチェン、鬱憤を選択、でダイホロウを受けてダイマックスを一撃で粉砕する立ち回りを取っていた。ホロウによるBダウンにより鬱憤の威力が上がることで耐久無振りダイマックスに対して最低乱数が丁度確定1発を取ることができ、命の珠ダメージも加味するとほぼほぼ倒しきることができた。この動きは相手にとってはケアしにくくサマヨールのトリル展開を阻止しようと選択してきたところに非常に刺さり、これが決まった試合はイージーウィンすることができた。
だが今シーズン3桁中盤の方と当たったときにそれをケアされてふくろだたきダイマックスに破壊され一瞬で試合が終わったためばれていると弱い立ち回りでもあった。
選出、立ち回りまとめ
ダブル始めたてで経験不足が否めず、自分の中で確立できた選出、立ち回りがこれくらいしかありませんでした。おそらく選出、立ち回りの面でもっとうまくできるところや、この動きや選出は弱いなどといったことは多々あるかと思います。ですが自分なりに努力した結果なのでやさしい目で見てもらえると嬉しく思います。またTwitterのDMやコメントなどで教えていただけると非常に嬉しいです。
5.終わりに
まず、ここまで読んでくださったみなさん本当にありがとうございます!
自分自身シーズンが終わりに差し掛かる頃にシングルからダブルに転向して不安などがありましたが目標としていた3桁順位をギリギリではありますが達成することができました。最終日、経験不足が故の下振れが何度もありくじけそうになりましたが諦めずに9時前まで潜って頑張った甲斐がありました。この結果に満足せず、新環境のS10も頑張っていきたいと思います。
私がダブル転向に至った経緯、最短で結果を残すために行ったことなどは別記事にしようと思うのでよければそちらも読んでくれると幸いです。
また私のリアルの友人でありダブルバトルの実力者であるアゼリアに構築相談などいろいろな面でアシストをしてくれたことに感謝を申し上げたいと思います。
実はYouTubeをやっていまして、今後、動画投稿の配信の頻度を増やしていけたらなと思っていますので、もしよければそちらの方も見ていただけると超絶嬉しいです!
https://www.youtube.com/channel/UCoaxQLOdk78KwGgVl6dRfqQ
以上ありがとうございましたああああああああ!!!